高千穂神社
『高千穂』は天孫降臨の地
日本神話が今も息づくところ。。。
こんなところがまだ日本に残ってたんだね〜
高千穂神社は1,900年前の垂仁天皇時代に創建された歴史のある神社
主祭神は高千穂皇神(たかちほすめがみ)と十社大明神
高千穂皇神って?
日本神話の日向三代の皇祖神とその配偶神のこと。
つまり皇室の祖である以下の神様3世代とその奥様、ご夫婦の祭神なんですね。
1.瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と 木花開耶姫命(このはなさくやひめ)
2.彦火火出見尊(山幸彦:ひこほほでみのみこと)と 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
3.鵜鵝草葦不合尊(うがやふきあえずのみこと)と 玉依姫命(たまよりひめのみこと)
日向三代って? わかりやすく図にしてみました ↓
天照大神と初代天皇の間の3世代を指しています。
なのでご利益にも『縁結び』がしっかり入っています!
他にも国家鎮護、厄除け、交通安全
境内には、ご神木樹齢800年の秩父杉、夫婦杉がありました。
『夜神楽』(よかぐら)初体験
高千穂神社の神楽殿では
毎夜8時から観光客のために
『夜神楽』をやっています。(有料700円)
33番あるうちの代表的な4番が演じられて
約1時間くらいです。
本来はお祭りの期間に集落ごとの民家で
男衆によって夜通し演じられるものだそうです。
このあたりでは神話の世界が今でも生活の中にあって
廃れることなく延々と受け継がれてきているんですね〜
国の重要無形民族文化財になっています。
『天照大神の岩戸隠れ』がテーマ
神社で演じられた4番は
1. 手力雄の舞
2. ウズメの舞
3. 戸取の舞
4.ご神躰の舞
乱暴な弟のスサノオが原因で『天の岩屋』に隠れてしまったアマテラスを
引き出そうと神々が企てます。
クライマックスで手力雄の神様が岩の扉を取りさり
いよいよ岩隠れしているアマテラスが出現!!という場面、
何が出てくるのか ドキドキ興味津々でしたが
そこにそのお姿はなく、♥が置かれていました(笑)
最後の4番 御神体の舞では
夫婦の神様がお酒飲んだり、浮気したり
ヤキモチを妬いたり。。。。
今までの厳かな神様像から一転して
神様が人間っぽくて、親しみを感じました。
そして最後には、神様夫婦が客席に降りてきて
お客さんにからんで会場も大盛り上がり!!!
演目終了後
赤と緑の御幣を1セット1000円購入すると
あの神様と記念撮影できる特典が付くというので
神様好きの私はもちろん購入して写真撮影してもらいました。
高千穂神社では御幣は赤と緑になっています。
(トップの写真で確認してね)
緑は天を示し、赤が大地を表しているそうです
(反対かと思いました)
緑のほうが格式が高く、向かって右側の位置になります。
高千穂は『夫婦円満』の地!?ご夫婦で行かれるといいですね。
ほど近い高千穂峡もすばらしい景観のところなので
是非お立ち寄りを
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